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うおごころ


  魚心


      何かに気持ちが傾くと人はその先を考えてしまいますね

     魚心をもてばいつまでこの水の中に居られるのだろうか・・・

     樹ごころを持てばあの酷暑に耐えられるだろうか・・・

     木枯らしに子供たち(葉っぱ)は散ってしまうかも~?

     すべて取り越し苦労なんですがそれぐらいの知恵は神さまが

     与えてくれた慈しみだと思うので、しっかり案じましょう。


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百態

 
   新規画像(10)


      花の色には簡単に原色で分けられない微妙な色合いがあります、

     趣きというか深さと言うかそれに人は惹かれているのでしょうけど。

     何もかも知り尽くした上で表現した花色ですね。

     * なにごともなかったように花は咲く

     毎年同じ場所で同じ花が咲く・・・当たり前のようで当たり前ではない

     自然の力 遺伝子の力 偉大ですよね


弾み

        
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           カタクリの花ってみんな花びらがそっくり返って

          いますよね あれほど反ること無いと思うのですが

          心が弾んでいるからだと言われれば うぅむ納得

          そうだ、クリスマスローズという花は全く逆ですね

          誰に遠慮していつも俯いて咲くの~?

          ははぁ~花の芯が見られたくないのか~?うんうん。

          心がけとしてはいいけどそこまで卑屈になることは

          太陽さんに悪いよ!あなたの光を拒否しますでは!


無表情

  
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      何もかも分かって達観した無表情と 事が理解できない無表情

     どちらも同じように見えるかも知れませんが、違うんです。 目が。

     達観の目には大きな慈しみの心が宿っている。


     * 上の句と同じく 貫禄 と意気地なし、これも行動的には同じ

     ですが、しかしこれを見分けるのが難しい・・・

     実際は意気地なしでも 貫禄と思われれば アッパレ!


     * 虚飾に身をやつしたマドンナも それなりの涙があるのでしょう

     杯に浮かべた涙を丸ごと飲み干し胃の腑に溜め込んだストレス。

並列

  
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      並列というのはたしかに シンドイものはあると思いますが

     それぞれがそこから飛び出しては並列は成り立たない・・・

     自分の気持ちは伏せるべきところは伏せて 言うべきところは

     言わなければ前には進めないのです・・・

     この花は ユキヤナギですがそれは見事な並列です。

     一糸乱れぬ 生真面目さ。すべて 白 で統一した佇まい、

     枝垂れていても毅然としている!(褒めすぎかな?)


雑詠

  
  雑詠


      * 退屈な午後には うつらうつらと聞く退屈な愚痴が似合うと

     思うのです。言うほうも聞くほうも心に霞がかかっているから。

     語尾の尻切れとんぼが眠気を誘う・・・


     * 敵の陣地(味方か敵か見分けがつかない未踏の場所)

     もののはずみで足を踏み入れてしまうことも、しかしそれが刺激に

     なって今まで眠っていたものが動き出すことも・・・(結構なこと)


     * 寝起きの姿も真っ正直に写す鏡のイジワル!

     しかしそれを怠った鏡は商品としては不合格、闇に捨てられる。

     商品と成ったからには良心の咎めも無視してご丁寧に シワまでも。

     ご機嫌をとってきれいに拭いてやったら、ますます本領発揮!


あなた好み

  
  あなた好み


      あなた とは異性 同性 老若男女を問わず自分と相対する人

     という意味です。そして話がスムーズに進む為に あなたが気分が

     いいように あなたの絵皿に(背景)好きな絵の具を溶きましょう。


雑詠

  
  新規画像(3)


      この前テレビで脳の解明番組を見たとき、幼児が うん分かったと

     その時は納得したのに少しも守れない・・・言うことを聞かない。

     何回言えば分かるの~? ということもありますが これは親を無視

     したわけでもない、まだ発達状態にある脳の仕業だそうです。


    * 準備万端整いました、いつでも飛べる状態にあるけど一歩が出ない

     これはまだ心の準備が出来ていないんだとか・・・

     物理と心理のバランスの問題らしい。


    * 風向きにあわせて歩けば風は優しい、

      どんな色でも受け入れる白い靴を履けば足は軽やか 心も軽い! 


命の音

  
  命の音


      普段は忘れたわけではないけれど何となくマンネリで毎日が

     過ぎてゆく・・・でも逢ったり電話で話したりの後は気持ちが

     近くなっている・・・ほんわかとなる心を いのちふくらむ音と

     表しました。 気持ちの高揚です。

     これが前向きにさせてくれるのだと思い、感謝です。



芯まで染まる

  

  染まる


      芯まで染まる・・・純粋で基本色が白でなくては不可能ですね

     よく三つ子の魂 百までと言うようにそれは頭が柔らかくて受け入れる

     態勢が準備OKの証拠でしょうね。

     年齢と共に各人の経験、環境 その他によって ある事柄に芯まで

     染まるのは難しくなると思うのです。

     特にあの日からと言うよりは、生きてきた年月の重さでしょう。

     芯までは染まらなくても8割ぐらいは染める・・・

     それが生き上手というものでしょ!


春の使者


  幸せはこぶ


      枯れ葉のなかからチョットだけ顔を覗かせた福寿草のつぼみ

     あぁ~こんなに寒くても春はそこまで来ているんだ~と心はずむ2月。

     福寿草の花は透明感があって清純そのもの。

     その名のごとく幸せを運んでくれるように思いますね。

     幸せは足許からやってくる!いつもこんなことを考えてしまいます。

     天から降ってくる幸運なんて寝て待っていてもダメなんですね!

     分かっちゃいるけど・・・努力を惜しむグータラ者です。


迷路

  
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      何かに心を奪われてしまうと事の善悪が見えません。

     一番見苦しいのは「カネ」に振り回されて良心の心棒がずれてしまった

     人間の姿です。

     悪女に魅せられた男の末路も似たようなものかな?

     まぁ平凡な オッサンとオバサンであるならば迷路に落ちることも無い

     ずっと前 ひでおさんが写真川柳の場を作ってくれたときの作品です

雑詠

  
  新規画像


      *鍋と鍋蓋の関係 それはピッタリ沿ってこそ役割は果たせる、

     しかし鍋の圧力が強すぎると いつか蓋に反りがでる、これでは

     本来の目的からは外れます。


     *時間をかけて豆を煮る時ちいさな音を立て小躍りするように豆が

     揺れています。じっくりと煮えた黒豆に舌も小躍り。


     *在る疑問を抱えていても仲間や家族で鍋を囲むとき

     鍋の底に沈んでしまったように影を見せません。

     きっと湯気に消えてしまったのでしょう  めでたし めでたし!

  
  かあさんの声が


      茜空と故郷はセットですね・・・そして必ず母さんの声も!

     夕方 ご飯だよ~~と迎えに来る母さんの影がなが~く伸びて

     ひとりずつ散っていった夕焼けの風景です。

     今の時代はあんまり外で遊んでいる子の姿がありません・・・

     物騒な世の中なので家の中での遊びが・・・と言うよりもゲームに

     興じる子供たち・・・大きくなったらパソコンばっかり!

     (あんまり ひとのことは言えない、私もパソの前は一番自分が

     自分らしく思えるから!)

雑詠

  
  花梨川柳76


      存在感の薄い昼の月が明確な答えをくれるとは思えない

     月の意見も参考にして自分で答えは出さなくちゃ。


     どれを見ても華やかな万華鏡・・・しかしその裏側を知っていますか

     この世の現象には必ず裏と表があるのですね。


     靴を履き替えたところで思うようには進めない。人の道を歩く靴も

     思いがけない方向に歩む事だってあると思うのです。

     慌てて履き替えることは危険です。じっくり足慣らしをしてから

     一歩を踏み出しましょうね。


まなうらの海


  慕情

保身

  
  薔薇の棘


      薔薇の棘ちゃん、 保身だとは思いますが何もそこまで・・・

     それ程 防備の必要を感じるのは自意識過剰ではないの?

     今更 あなたを摘み取って行こうなんて思わないよ! 痛いもん!

     庭で咲くだけで充分観賞に堪え得るコクテールちゃん。

     花はいいけど 木姿は? それは言わない わたしが痛いから。


露草

  
  あさつゆ


      うん? 朝露をふめばもう他人になる~~?

     なんのこっちゃ・・・と思う人はそれでいいのです。

     朝露に足が濡れるのが大嫌いな私です・・・気持ちが悪いのよね

     むか~し、金井かつこさん?の歌にこんなのがありました。

     変わった 振り でかなり流行したような!


内緒ごと

  
  内緒ごと


      きっちりと封印された内緒ごとも月日の経過とともに結び目が

     緩み始める・・・うん、時効と言うのもあるからね。

     たとえ解禁になったとしても年月と共にインパクトが弱い・・・

     あ~そう? かなりの尾ひれがついてもそんなものですね。

     * 今だから言える話はもう時効

     やっぱり何事にも鮮度が必要だものね。

     高齢者の たわごと でした。

影絵の笑み

  
   暮色の笑み


      暮れなずむ夕陽のなかで Vサインする高齢の女・・・

     自分も人生の暮色に染まりながら、それでも明日を信じて笑み給う

     それは影絵のような存在ではあっても真摯に生きているという証。

     だから老いても気分はちっとも老齢化しない・・・

     若いときには分からなかったことです。

             年寄り哂うなやがて行く道

     こんな言葉を聞いたことがありますが今では実感として分かります

     ご同胞 夕陽を抱き込んで明日を見よう 先走る気持ち、もつれる脚。

明日の色


  不安


      これだけ大きな綿毛になるには相当大きな花を咲かせたで

     あろうと思うのですが(近所の空き地の雑草なので不明です)

     来春用に準備万端整いました・・・後は追い風に乗って去年から

     気になっていた あの場所 で春を待ちます・・・

     (えっ、まさか家の庭じゃないでしょね)

     丁重にご辞退申し上げます、どうぞ隣の花壇の横へ陣地を確保

     なさいませ。花は楽しませていただくわ!


  
  輪の安泰


      何かの会にいるとしばしば抜け出したいと思います。

     刺激がなくなるからでしょうね・・・

     でもみんな脱会の勇気がないのです。その後を思うと淋しいから!

     色んな趣味の会がありますが、自分の作品を発表する場所があるから

     それが励みになるのですね。

     私が下手な写真や川柳を続けていられるのも、このブログその他

     友達のHPに投稿することができるからです。

     自己満足でしかありませんが ハイ それでいいんです。

     自分の心の刺激剤になっていますので、ご迷惑をかけたお方には

     申し訳ないけど。

内緒

  
  ここだけの話


      何を隠そう 私もここだけの話 大好きなんです。

     しかし言わないでと言われたら、絶対に言いません!

     それでちょっと失敗したこともありますが・・・それなら軽々しく

     内緒だよ・・・と言わないで欲しいよ!

     スーパーの近くの街角には内緒話がゴロゴロ大手を振って闊歩

     する昼下がり・・・軽い足音を残しながら。

薄氷の平和

  
  薄氷の平和


      今朝の毎日新聞 石川蝶平先生が拾ってくれました。

     あと一歩でトップは逃しましたが まぁいいでしょ。

     今から病院です、帰ってからまた・・・

     今年は大雪に見舞われて日本中 薄氷ならぬ厚氷に覆われて

     大変なんですが、これとは関係なく日本列島は薄氷の上に浮いて

     平和の旗を掲げているのでは・・・

     人の一生には何度も薄氷を踏む思いをするものですが、これは

     生きている証 ともいえるので一歩一歩踏みしめてゆくより他に

     方法はないのでしょう、ハードルに達したときの喜びを得るために。

春の言葉

  
  春の言葉


      動物の持つ特権として人間だけに許された言葉、神さまからの

     最高の贈り物・・・ところがこれが凶器になることもあるのは神さまの

     手落ちかもね・・・

     優しい言葉を編みこんだ春の陽が待ち遠しいよ~!


にんまり

  
  金のなる木


      金のなる木がニンマリすればきっと諭吉さんの御到来と思う

     能天気な私め・・・あっさり素通りされました。

     こんな可愛いピンクのホッペしていながら立ち寄ってくれない

     なんて 薄情もの! 

     ここまで咲くには手間隙かけて撫で撫でしたんだけどなぁ~~。

実が笑う

  
  笑う


      それからのことも大事なのですがどうしても取り越し苦労が

     多くなりますので、手回しの方法も無く悩んでもそれは徒労です。

     選択肢があって迷うことに意味があるならば大いに考えましょう。

     最良だと思う道を選んで結果よければ喜びは最大・・・それが今後の

     生き方の 道しるべとなるでしょうね。

     赤い実は鉢植えの中ですが満足の笑みを湛えておりますよ

     大木になろうなんて欲望がないからでしょうね。

箱庭の虚勢

  
  箱庭の虚勢


      箱庭とは自分を取り巻く小さな空間、温室でもありますね。

     そのなかで自分に対して妄言を吐こうとも 手のひらに絵空事を

     描こうとも誰もとがめる者はありません・・・

     それこそ自由奔放! しかしこれは箱庭の中だから許されること

     一歩外では通用しません。 小さなパラダイスかも!

  
  うわさ


      噂とは簡単に浮き上がりそして軽々と飛んで行く・・・

     噂をされた当事者の気持ちなど 何処吹く風とばかりに

     少しずつ脚色されて、とくに居心地のいいのは、街の角 茶の間

     七十五日はわが意を得たり・・・これでこの世から消滅したかに

     見えても粘り強く人の心に残っているから厄介なのよね・・・

     それが全く 根も葉もない単なる誤解の場合 大きな傷が付く!

神の死角

  
  枯れ葉


      どうも最近神さまの死角が広角になったような気がするのですが。

     しかし今朝の毎日新聞 余禄欄より(フランスの哲学者アランの言葉)

     悲観主義は 気分のものであり 楽観主義は意志のものである、

     葛西選手のジャンプする意志の偉業をたたえての言葉ですが

     たしかに次は 金メダル と語ったプラス思考に年齢を越えた

     強靭な精神を感じましたね~~。

     しかし、スケートの羽生結弦君(結弦ちゃんと呼びたい)

     かわいい~~なぁ、もう。

プロフィール

花梨エルモア

Author:花梨エルモア
 
 川柳のリズムに魅せられて
 15年が過ぎました
 上達は望めませんが、
 ボチボチと亀足ながら
 ブログなるものに
 挑戦してみました。

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